定年前後からの趣味に!薩摩琵琶という“一生モノ”の楽しみ方

Uncategorized
「今からじゃ、もう遅いかな…」
そう思いながらも、何か始めたくなるのが定年前後の頃。
そんなあなたに、ちょっと意外なおすすめがあります。

それが――薩摩琵琶。

えっ、薩摩琵琶?あの武士が語ってるやつ?
そうです。まさにその薩摩琵琶です。
でもこれが実は、50代・60代からでもまったく遅くない楽器なんです。
ビタン
ビタン

私自身も、子育て終了してから始めました(⌒∇⌒)

💰 一生モノの趣味に、コスパも良し!

薩摩琵琶は、最初に楽器を購入する必要がありますが、
今なら50万円台前後で、立派な一面(演奏用)を手に入れることができます。
(注)楽器もインフレします。時価をお尋ねください。

一度手に入れてしまえば、あとは
・稽古代金(教室による)
・たまに必要な糸代(絹糸で出来た弦の交換)
くらいで、ずーっと続けられます

楽器は経年でどんどん音が育っていくので、むしろ長く使うほど価値が増す
これ、すごく「育てがい」があるんです。


🧘‍♂️ 体にやさしい演奏スタイル

薩摩琵琶は、正座または椅子に座って演奏する楽器です。
姿勢は基本「不動」。体を大きく動かすことがないので、体への負担が少ないのが特徴。

実際、80代でも現役で舞台に立っている演奏者もいらっしゃいます。


🎤 歌は年齢を重ねたからこそ深みが出る

薩摩琵琶は「弾き語り」が基本。
ただし、いわゆる「歌声」ではなく、古語による歌唱です。

だから、声を張り上げる必要はありません。
むしろ、年齢と共に出てくる声の深み・重みが、演目に説得力を与えてくれるのです。


📚 日本史好きにはたまらない世界観

演目は『平家物語』『太平記』『忠臣蔵』など、日本の歴史を題材にした物語が中心。
学生の頃から歴史が好きだった方、最近また興味が湧いてきた方には、これ以上ない世界です。

現代の若い世代よりも、歴史的背景や登場人物をよくご存じの方が多いため、入りやすいという点もポイント。

練習をしているうちに、まるで歴史上の人物になったような気持ちになることも。
これはなかなか他の趣味では味わえない感覚です。


🧑‍🎤 一人で楽しめるのも魅力

薩摩琵琶は基本的に一人での弾き語り
他人とテンポを合わせたり、音量を揃えたり、といった気遣いは通常必要ありません。

自分のペースで、自分の感性で
これは、長く続けていくうえでとても大事なことです。
もちろん、伝統文化を正しく指導してくださる先生の存在が大変重要です。


🎶 続けるほどに、音が深まる

琵琶の音色は、使い込むことでどんどん良くなっていきます。
新品よりも、何十年~100年以上と弾き込まれた楽器のほうが、断然いい音になるんです。

しかも、メンテナンスも頻繁ではありません。
ときどき「さわり取り」という調整をする程度。手間が少なくて長く楽しめる、まさに理想的な趣味です。
(注)その他駒などに関するメンテナンスは、個人(の弾き方)にもよります。
    ・・・楽器と撥を大切に💛弾きましょう✨


🎐 まとめ:今からでも、まったく遅くありません

薩摩琵琶は、年齢を重ねた方こそ魅力を引き出せる楽器。
始めるのに「早すぎる」も「遅すぎる」もありません

もし、これからの人生をもっと豊かにしたいと思っているなら――
ぜひ一度、薩摩琵琶の世界をのぞいてみてください。
きっと、心の深いところに響くものがあるはずです。