この記事では無料音声編集ソフトAudacityのエフェクト機能について解説をします。
動画編集の際、自声やボイチェンの声、
「歌声にダンスボーカルらしく聴こえるエフェクトをかけたいな♪」
とか思うこと、ありませんか?
そう!無料音声編集ソフトで出来るんです(^▽^)/
■Audacityをインストールしデスクトップに置く(PC用のソフトです)
こちらがAudacityのアイコンです。インストール方法は割愛しますが、デスクトップに貼っておくと便利です。
■音声ファイルを用意する
音声ファイルに関しては、
・Audacityに直接録音する
・音声ファイルを別に用意する
どちらでも大丈夫です。
私は自分の声を「公式RVCつくよみちゃん」でボイチェンした音声ファイルを取り込んで編集します。
■Audacityを開き音声を取り込む
取り込むとこのように音声が波形で見れます。
この音声はすでに公式RVCつくよみちゃんに変換されているものです。
(参考)つくよみちゃんに変換前のデータ(私の生歌(笑))はこちら
生歌はタスカムのステレオマイクで録音しています。
そしてRVCで変換後とはかなり波形が違うのがわかります。
■好みの音声に編集していきます。
公式RVCつくよみちゃんに変換した音声に、Audacityでエフェクトをかけていきます。
この「エフェクト」を開きます。おすすめは
・コンプレッサー
・リバーブ
コンプレッサーについて
コンプレッサーは、主に音を聴き取りやすくする効果を狙えます。音声収録の際や動画の書き出しでも出来ますが、音声ファイルで直接処理しておく方法を説明します。
まずはデフォルトの設定値を見てみましょう。
全体の調節は、特に「しきい値」に注意して、聴きながらバランスを整えます。ちなみに私はこの音声ファイルを使う動画に関しては
かなり波形が変わりましたね。「感情の乗らない冷静な歌声」を目指しました。また、琵琶の音など動画で同時に利用する音声データと合成してみて音割れや違和感のない値に決めました。
リバーブについて
リバーブは、主に音の響き(残響など)を変えていきます。これは特に歌声について効果を狙えます。上部のメニューバーにある「リバーブ」から入ると、ファクトリープリセットとして、次のメニューが用意されています。例えば「バスルーム」や「チャーチホール」「巨大洞窟」など、ステージ環境で選んだり「ダンスボーカル」など選ぶのも楽しいですね。
これも設定によりかなり変化するのでお好みで試してみてください。ちなみに私の動画ではプリセットを使わず自分で設定しました。
それぞれ相乗効果があるようなので「試して自分の好みの音声を作る」ことが大事なんじゃないかなと思います。
■完成!
今回は、公式RVCつくよみちゃん(14歳の可愛い歌声)に変換した音声データから、Audacityを使って和音階で歌う詩吟のような「冷静な歌声」を目指して編集しました。軽い残響付きです(^▽^)/
今回の変更した値は「ユーザープリセット値」として登録しましたので呼び出せば他のファイルにも適用できます。
■まとめ
今回は汎用性の高い無料音声編集ソフト「Audacity]で音声を整えてみました。
それぞれ値を調整すると明らかに音が変わるので、自分の感覚で好みに編集できて楽しいです。
手をかけた分、動画に愛着がわくように思います。
よかったらお試しください。
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